写真の楽譜はアルベニスの〈イベリア組曲〉から”エリターニャ” の一部です。このように半音を含む重音はなかなか覚えづらいですね。また似たような響きなので、耳で捉えるのも難しいです。
そこで解決法ですが、縦軸上に重ねて書かれている音符を水平に展開してメロディーとして弾いてみます。
例えば、二拍目の和音を、B-D-D-Fis-Gというメロディーとして弾いてみます。きれいなメロディーが現れます。
その上で、もう一度重音に戻して弾いてやります。すると不思議なことにさっきよりもっと一つ一つの音のが聴こえ、意味も掴めます。
コードとスケールは別のものではなく、同じ構成音を持ったひとつの音色であって、同時的に構成すれば和音になるし、時間にそって水平に鳴らせばメロディーになるということを捉えるのが大切です。
ぜひ、今練習している曲で試してみてください。

