効果的な指使い

豊かで自然な音楽表現は、指使いによって決まると言っても過言ではありません。何が自然な指使いかどうかは、その人の手や指のサイズや形、そして先に書いたグルーピングとも関連して決まってきます。音楽表現に照らしたときに、各指の特徴が生かされている指使いが良い指使いと言えるでしょう。そもそも無理な動きを練習によって出来るようにするという発想では、指や手を痛めることになりかねません。指の自然な動きと音楽的な効果が一致する指使いを発見しましょう。楽譜についている指使いは、特に編集者がつけている場合は、その人の考えが反映されているもので、絶対ではありません。作曲家が指定している場合は、編集者のものよりは情報として優先価値があると私自身は思っていますが、いずれにしても絶対ではなく、同じ曲の違う版を見比べて、自分にとって一番良い指使いを見つけることが大切です。

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