季節の変化、月の満ち欠け、潮の満ち引き、昼と夜、掴むと手放す、出会いと別れ、生まれると死ぬ、生命には呼吸のリズムがあります。私たちの身体は、これらの自然のリズムを感じる場であると同時に、私たちの身体自体もリズムを持っています。
身体の中のリズムは単層的なものではなく、心臓のリズム、呼吸のリズム、頭蓋仙骨療系の脊髄液のリズム、歩行のリズムなど、複数のリズムが重なり合って多層的なリズムを作っています。音楽でも同じです。曲の中に含まれる多層的なリズムを分析し、身体で感じ取りながら演奏すると、音楽が生き生きとしてくるでしょう。
生き生きとしたリズムの秘密は、裏拍にあります。日本人は裏拍を取るのが苦手と言われますが、これは日本語のリズムにも関係がありそうです。裏拍の取り方のコツはレッスンでお伝え出来ます。
楽器上でリズムトレーニングをするのも間違いではありませんが、初心者にとってはリズムに注意を向けながら、鍵盤の操作にも注意を向けるというのは、処理するタスクが多すぎます。
手拍子などのボディーバーカッションや、小さな打楽器などを使って、拍、拍子、リズムパターンなど、リズムの多層性を身体にしみこませてしまうほうが近道です。
